はじめに(おことわり)

このページは物書き志望の人間が書き連ねるグダグダとした戯言が載っている無益なページです。

なので、タイトルにつられてやってきてしまった以下のような方にはお詫び申し上げます。

・おいしい焼き鳥店を探している美食家(グルメ)な方々
・今晩のおかずにおいしい焼き鳥の作り方を探している主婦/主夫の方々
・無用な争いを好み、SNS等での飯テロ用の食欲そそる焼き鳥画像をお探しの方々
・一に焼き鳥、二に焼き鳥、三四が無くて、五に焼き鳥な、焼き鳥マニアの方々

2015年03月23日

さよなら神様

週末に寝過ぎて生活リズムが完全に崩壊してピンチな僕です、こんにちわ。

ネタが浮かばない時は読書の話題に限る、ということで今日のタイトルにある通り「さよなら神様(麻耶 雄嵩さん)」です。

これは昨年の「このミステリーがすごい」の2位、本格ミステリ1位、週刊文春ミステリ3位と国内ミステリの話題を掻っ攫った作品です。この記事ではネタばれをしないので、ご安心してお読みください。

作りは非常に至ってシンプルな連作短編のスタイルを取っています。
主人公の通う小学校には「神様」と呼ばれる少年がいて、彼は何でもお見通しの存在なのです。何かの事件が起これば、神様である彼はその犯人を言い当てることができるのです。それ故に、毎回短編は以下のような文章から始まります。

「犯人はXXXだよ」

これだけを書くと、なんだ事件が起きても最初に犯人の名前はネタばらしされているし、なんのことはない普通の短編じゃないか、と思ってしまいます。

そんなハードルを敢えて儲けた上で、一工夫も二工夫も凝らして読者に何とも言えない胸が苦しくなるような展開を繰り広げることを為したのが、この作品がそれだけの評価を得たことになるのだろうと思います。

あっと驚く展開があるわけではなく、じわりじわりと胸の内に嫌な気持ちが広がるのは、昨年のこのミスで圧倒的な1位となった米澤穂信さんの「満願」にも似たものがあるかもしれませんね。

なんにせよ、こういうミステリーを書けることは素直に凄いと思いますし、自分もそういうところへ近づければなぁ、と思いました。読後感の満足度が非常に高い作品でした。

ではでは。
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