はじめに(おことわり)

このページは物書き志望の人間が書き連ねるグダグダとした戯言が載っている無益なページです。

なので、タイトルにつられてやってきてしまった以下のような方にはお詫び申し上げます。

・おいしい焼き鳥店を探している美食家(グルメ)な方々
・今晩のおかずにおいしい焼き鳥の作り方を探している主婦/主夫の方々
・無用な争いを好み、SNS等での飯テロ用の食欲そそる焼き鳥画像をお探しの方々
・一に焼き鳥、二に焼き鳥、三四が無くて、五に焼き鳥な、焼き鳥マニアの方々

2015年08月04日

鹿の王

こんにちは、僕です。

なかなかインプットをする時間が無かったのですが、ようやく読みたかった本を読み終えることができました。

今年の本屋大賞受賞作、上橋菜穂子さんの「鹿の王」です。
なかなかの大作で本の厚みが相当でしたが、旅行中に上巻を読み、帰ってきてからちまちまと通勤時間の間やお昼休みに読んでいました。

鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐ -
鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐ -
鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐ -
鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐ -


ファンタジー物というと、雰囲気でいえば以前読んだ「折れた竜骨(米澤穂信さん著)」にも似ているところはあるかもしれません。
それ以前に、となるといつ読んだことがあるのか記憶をたどっても中学〜高校くらいまで遡らないと出てきません。

……ごふっ(年を取ったことを痛感したことによるダメージ)

簡単にさわりだけを説明すると、「ファンタジーの世界で描く親子の絆、医学の発展と病気に対する考え」のようなものになるのでしょうか。
あとがきで上橋さん自身が語っておられましたが、この「ファンタジーの世界で描く医学」というのはとても難しいと思いました。
よくこれをこのような上質な物語に仕上げられたなぁ、とただただ一読者としても感心するばかりです。

ファンタジーの世界の難しさは、そこで生きる人々の信仰・考え・生活習慣・物事に対する考え方というものを如何に想定し、どう描くかです。
特に今回のように医学をメインテーマのひとつに据えている以上、それは避けては通れないことになります。
(折れた竜骨で、殺人事件の犯人探しをするという上でも、その世界の常識等が整頓されていることは必須であり困難な部分でしたね)

これは本当に膨大な量の設定を必要として、またそれを全て事細かに描くというよりかは必要な部分を取捨選択して
読者に必要なものだけを提供するということが試されるのだと思います。

さすが、と僕のようなチキンが言うのもおこがましいですが、最後まで物語の世界観や考え方に疑問を持つこともなく
しっかりと読ませきった本作品は、なるほど本屋大賞を受賞して皆様の支持を得るのも納得だなぁと思う出来だったと思います。
最後はほろり、としてしまいますね。

どうでもいいですが、ユナちゃんの「おちゃん、おちゃん!」というセリフは脳内再生余裕レベルの可愛さでしたね。
今まで触れてきたことのない作家さんでしたが、今後書店で見かけた際には手にとってみようかな、と思いました。

ではでは。
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